先日折りたたみのミニベロ、Irukaに乗る機会がありましたので、レビューしたいと思います。先に結論を言うと、『些細な気になる点はあるも素晴らしいミニベロ。何よりメーカーのIruka愛とユーザーへの配慮に溢れている』と感じました。
今回の記事はこんな方に向けた記事となっています

近くにIrukaを取り扱ってる店がない。でも乗り心地や折りたたみがどうなのか知りたいなぁ。
その気持ち非常によくわかります。かくいう私自身も上記が気になりすぎたので、実際に乗って確かめてきました。上記を深堀しつつレビューしていきます
圧倒的デザインの良さ。
デザインの良さは画像でみるに限る。まぁまずはこの写真を見てください。
圧倒的にかっこいい。これまでのミニベロの常識を覆すような未来的デザイン。例えるならモーターショーで「コンセプトモデルとして紹介されるけど、実際は発売してくれない自動車」ってあるじゃないですか。まさにあのレベルのカッコよさを感じます。
しかしIrukaはすでに発売されており、マジでこのデザインのミニベロを買えるのです!

す、すごい!
よくこのデザインで量産できたなぁ・・・・!
macBook のようなアルマイト処理のフレームがヤバイ。
先ほどのデザインの良さに通じるところですが、フレームの金属ボディがアルマイト処理をされていて所有欲をガツガツ刺激してきます。
とはいえアルマイト処理と言ってもピンと来ない方もいるかもです。
分かりやすい所って言うと MacBookなどのボディを想像してください。あのサラサラで高級感のある金属加工処理が施されています。

つい触りたくなる高級感のあるフレームですね。
前輪は片軸スタイルでスタイリッシュ
画像の前輪部分の車軸に注目してください。片側にしか支えがありませんよね。方軸なのです。
未来的なデザインに貢献しているのが、この前輪の方軸スタイルです。
これがスタイリッシュでかっこいい。こういうデザインって所有欲をくすぐってくるんですよね。ロードバイクやミニベロでは見かけないデザインで特別感があっていいです。
ギアはシマノ製 ALFINE 内装8速
ギアが非常に良くてスムーズに決まります。どんな感じかは動画を見てもらう方が早いかと思います。
このギアは走行中でも停止中でも変更ができてなかなか便利。さらに8速というのは普段ブロンプトンで3速に乗ってる自分から見ると「変速できる幅がたくさんあっていいなぁ」と感じるポイントでもあります。
内装で8速というのは賛否が分かれるかもしれません。ただメンテナンスは外装に比べて頻度も下がりラクになるので、アリだと思います。

ちなみにIrukaは8速だし登坂で試してみたい。入手したらさらに激坂もはかどるだろうなぁ。。。
平地巡行で試した結果⇒快適&軽快
乗った際は平地を走ったのですが、走りに軽快さがあります。アルミフレームのため硬さがありますが剛性があるといえます。しならずに漕いだ分だけ進むので個人的には好感が持てました。
また実際にIrukaに乗る前は前輪が方軸スタイルなのでこう思ってました。

Irukaは方軸だしふらつくのかなぁ。。。?
しかし結果は予想外に安定性があり、ふらつきませんでした。方軸であるということを全く意識せず走行ができました。つまり方軸のメリット(タイヤやチューブ交換が楽)を享受しつつ、ふらつきを抑え込んだという点で素晴らしいです。
ディスクブレーキ搭載でしっかり止まる。雨の日もOK
ミニベロでディスクブレーキ搭載は珍しいですよね。Irukaに乗った日はあいにくの雨でした。でもディスクブレーキのおかげで雨の日でもしっかり止まれました。
ディスクブレーキの金属加工もカッコよく、なんとなくブレーキかけるのが楽しい。
後輪のディスク化されたホイールは非常にかっこいい。だけじゃない!
Irukaで特に目を引くのが後輪のディスク化されたホイールです。ぱっと見ディープリムホイールに見えます。
これがIrukaのトレードマークの一つにもなってる気がします。このディスク化されたホイールのおかげでデザインがより締まって見えてかっこいいです。
しかし店員さんに聞いたところ、これは見た目のためだけではありませんでした。

このディスク的なホイールかっこいいですよね。これって空気抵抗削減させる目的で装備されてるのですか?

いえ、これは空気抵抗のためではないです。
折りたたみ時にケガをしないためのパーツなんですよ

ん?どういうことですか?

Irukaの後輪は折りたたみのときにこうなります。

このとき、ついタイヤの部分を持ちたくなる人が多いのです。
(ピンクの矢印部)その際に指をフレームとタイヤ間に挟んでケガをしないよう、カバーの役割を果たしているんです。
そう。このディスク化された部分は折りたたんだ時に、そこを持ってしまうことを避けるための仕組みでした。たしかにこのディスクパーツがなければ折りたたんだとき、ついホイールの部分をもちたくなります。
そうなるとホイールの部分とフレームの部分で手を挟んで怪我をするリスクがあります。
それを避けるためにディスク化されたパーツで、防いでいるのです。

めちゃめちゃよく考えられてますね。
こういう気の配り方ってまさに日本のものづくりならでは。メーカーが販売前にしっかり使い込んでおり、努力が垣間見えるプロダクトです。ここまで作りこんでるとはIrukaへの愛がなせるわざ。そしてまだ見ぬユーザーへの配慮も感じます。
さすがだわ。
中空フレームが特徴的&機能的
やっぱりイルカで特徴的なのはこの中空フレームです。手をかざしてみるとこの部分のフレームの薄さが際立ちます。これで十分な強度を保ってるんだからすごい技術です。
ちなみにこの中空フレームは、折りたたみをする時に効果を発揮します。
折りたたみのお座りスタイル時に車輪を格納できる。
先ほど写真を掲載しましたがこの中空フレームの部分に折りたたみの車輪が、収まるわけです。
おもしろい収納方法です。
折りたたみの完成系もなかなかいい!
さて折りたたんだIrukaを横から見た写真です。ホイールが同軸上にあり見た目に気持ちがいいです。なかなかコンパクトに収まってますね。
上から見てもやはり同軸上に収まっていると分かります。

これなら、ホイールをそのまま使った転がしも可能になりますね!
特徴的なイルカの鼻デザインが可愛い。
名前の通りイルカをモチーフとした折りたたみのミニベロです。そのイルカを意識したと思われるフレームの先端が超可愛いです。
やばいですよね。こういう遊び心がすごく好きです。また随所に見えるイルカのしっぽのマークもすごく可愛いです。
一方わずかに気になる点:2か所あり
①一つ目は折りたたみ時の奥行きの見た目です。
折りたたみ寸法は横79×縦48×奥行き35cm この中で奥行きがもう数センチ詰めてほしい!と感じるんです。このピンクのマル印部分です。
この部分のスペースがもう少し狭くなると、凝縮感があってかっこいい気がします。

せっかく小さくなるので、ぎゅっと凝縮感を出してほしいんです。
②二つ目は転がし輪行の時のハンドルです。
イルカを折りたたみして転がす際に、少しバランスを崩し地面に近い方のハンドルのグリップ部分が地面に擦れてしまうことがありました。
そのため、地面とのクリアランスを設けるといいなと思います。

対策の一例としてハンドルグリップはもう少し短くてもいいかも、と感じます。
上記を気にせずもっとラフに転がし輪行したいなら、いつも推してるキャリーカートが有効かと思います。
これに縦置きするってのもアリかなと思いますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。まず乗ってみたくなる圧倒的デザインの良さ。これがIrukaの大きな魅力です。

デザインが良い折りたたみのミニベロってすごく満足感があるんですよね。どこでも一緒に最高のマシンといられる的な魅力が。
さらにユーザーのことを深く考え、車体に落とし込んでいることもGoodです。ユーザーが怪我をしないようにとか『ここまで考えてくれてんの!?』っていう感動がありました。かなりグっと来たことを申し添えておきます。
こんなにユーザーのことを考え、その意志を感じるプロダクトは稀かと思います。おそらくは先に挙げた些細な問題とかも、サクっと解消されるんだろうなぁと期待しちゃいますね。