さてVerge N8での輪行を快適にすべく連日改造をしているわけです。
輪行をすると登坂もすることになるわけです。そんなときに思うのが「くっ・・・!!ドロップハンドルさえあればこんな坂、楽勝なのに」という思いです。
Verge N8は車体性能が高いので、登坂もわりとできるのですが、すでにロードバイクに乗車経験があるとドロップハンドルの登坂への貢献度の高さを知っています。
そうなると恋しくなるのです。ドロップハンドルが。
しかしドロップハンドルにするためのカスタムは、ブレーキ交換やハンドル交換、そのためのワイヤケーブルの交換等、ハードルが高い。
うーん、めんどくさい!
じゃあどうするか。例のアレでしょ!
ということで今回はこんな問題を解決します。
Verge N8をカンタンにドロップハンドル化する方法ってないのかな?
OKです。誰でも簡単にカスタムする方法を考えてありますので紹介していきます。
誰でも簡単にドロップ化するならドロップエンドを使おう
ハンドルごと交換するから、大変なのです。一番手っ取り早いのはドロップエンドというアイテムを使うことです。コレですね。
これをバーエンドに装着すればいいんです。以前のブロンプトンドロップハンドル化でも、大活躍でしたね。
こちらでもレビュー記事があります。どんだけ好きなんだってくらい愛用しています。
この記事↑でもいってますが、登坂能力向上だけじゃなくてロングライドするなら、ドロップ化って貢献度が非常に高いです。前傾姿勢が取れるので走行がラクになります。
さてこいつを今回も導入して取り付けていきましょう!
Verge N8のグリップを外す。
まずはグリップを外していきましょう。赤の矢印の部分がグリップを外す際のネジです。六角レンチで外していきましょう。
半時計周りにネジを回して外していきます。
ドロップエンドをハンドルに装着する
さてネジを回していけばわりとすぐ、グリップが緩みはじめます。コレくらい動くようになればあとは引っこ抜くだけ。
はい、はずれました!
ドロップエンドの角度を調節する
さて今回つけるドロップエンドの登場です。
私はシルバーの質感が好きですが、最終的にバーテープを装着するし見えなくなるのでわりと色は気にしなくてOKです。
仮に当ててみて、『こんなかんじかなぁ』とイメージを作ります。ちなみにあとで書きますが、TernのVergeやLinkシリーズの場合折りたたんだときのハンドル周りに割とスペースあります。そのため折りたたみに影響なく、神経質に調整する必要はありません。
装着完了!かっこいいぃぃ!
おお!あっという間に装着完了しました。VergeN8の見た目が引き締まりさらに精悍になりましたね。
せっかくなので様々な角度から舐め回すように確認しよう!
ステキ。。。
折りたたんでみる。ドロップエンドが当たらないか確認
折りたたみに一切影響が出てないのが素晴らしい。写真だとボディに干渉してそうにみえますが、かなり空間に余裕あります。よっぽどふざけた角度で装着しなければ干渉することはありません。
今回もドロップエンドが良い働きをしますね。
お好みでバーテープを巻いてください。個人的にはグラデーションが格好良すぎて、コレとか好きです。
これでドロップハンドル化が完了しましたね!超ラクです。
15分もあれば簡単に装着可能なので、マジで素晴らしいです。でもこの装着の仕方だと、力がかかった時にズレとか心配な方もいるかもです。でも安心してください。
まったくズレませんでした。ブロンプトン↓で激坂という力かかりまくる環境で一年近く試しました。
なので絶大な信頼を寄せています。
このドロップハンドルを使うべきシチュエーション
このドロップハンドルは以下の場合に握って使うべきです。
①登坂する場合
積極的に使うべきはこのパターンの場合かなと思います。というのもブレーキから少し離れた状態でドロップ部分を握る事になるからです。登坂の場合はスピードが出ないので問題ありません。
②平坦地の場合
平坦地は登坂に比べてスピードがでます。しかし平坦地でもすぐにブレーキを握れるように、意識しておけば大丈夫です(経験談)
しかし下り坂、お前はだめだ。
③下り坂の場合(ドロップハンドルの握り非推奨)
下り坂ではしっかりと上ハンドルをもって、すぐにブレーキを掛けられる状態にしましょう。まぁ言うまでもないかもですが、すぐにブレーキが掛けられないのは危険です。私はあなたに事故ってほしくないのです。
結論としては今回のドロップハンドルは、登坂能力を上げる目的のときに積極的に使って下さい。
まとめ
このドロップハンドルカスタムは非常に簡単だし、見た目もカッコよくなります。しかも登坂するときに「装備してよかった!」と確実に思えます。
非常に安いし、元の状態に戻すのもすぐできるので本当におすすめです。
Ternを転がして輪行可能になるRapid transit Rackのレビュー記事も書いてます。併せてどうぞ