「ブロンプトン」「旅」この組み合わせは非常に人を魅了します。
実際にこのキーワードで検索されてる方も多く、私も「ブロンプトンで旅」は好きなうちの一人。
さてこんなに人を惹きつけてやまないブロンプトン旅。でも実際ブロンプトン旅を実行に移す人は意外と少なく、気になってる方も多いようですので記載しておきます。
この記事はこんな問題を解決します。
ブロンプトンで旅ってすごく魅力的だけど、旅に向いてる車体なのかなぁ?自分にもできるかな?
ブロンプトン旅にあこがれて、車体を購入したのに「結局無駄でした!」というパターンは避けたいわけです。
その気持ち非常にわかります。OKです。深堀しつつ解決していきましょう。
ブロンプトンは長距離走行できる?
まず車体性能の話からします。ブロンプトンは16インチのタイヤを履いており、24インチタイヤのロードバイクに比べると小さめ。
そのため、ロードバイク程はビュンビュン走れません。
ロードバイクを基準にするとブロンプトンは走行性能でかなり劣ります。
アレ?じゃあブロンプトンは旅に向いてないの?
いえ、そうじゃありません。
確かにロードバイクと比べると走行性能は劣りますが、簡単なカスタマイズで性能UPできるしメリットも多いです。
それを書いていきます。
ブロンプトンのメリット①積載能力が高い
旅に荷物はつきもの。旅をすると着替えや電子機器や洗面用具等、荷物が増えます。
日帰りなら不要かもしれませんが、旅をする場合は宿をとってまた走るパターンが多い。
そうなると荷物の増加は必須。
ロードバイクの場合、荷物を積む事がなかなかできない。でもブロンプトンの場合はフロントバック機構があります。
この部分のキャリアにバックが装着できる。
こういうSバックなどを装着することで積載能力がかなり上がるわけです。
ちなみにSバックがちょっとダサい・・・と思う方はこんなバックが社外製で販売されてるのもうれしい。
しかも装着してみるとわかりますが、バックを装着しても走行への悪影響は少なく、むしろ安定して走りやすくなります。
ブロンプトンの積載システムが優秀過ぎる!
このように非常に旅向きの積載能力があるわけです。ちなみにリアキャリアにもたくさん荷物が載せられるので最高です。
ブロンプトンのメリット②小さくなるのでエスケープしやすい
ブロンプトンに限らずミニベロで旅をしていると思わぬトラブルに出会うことがあります。
例えば、走行不能系トラブル。
それはパンクだったり、フレームの不具合、スポーク折れ等。長距離を走るのでダメージが蓄積されていくのです。
そういうとき、ブロンプトンなら折りたたんでサクッと電車や市バス輪行に切り替えできます。
要は簡単にエスケープ(回避・離脱)ができるわけです。
これはサイズの大きさから、実施しづらいロードバイクに比べると圧倒的なメリットです。
ブロンプトンは小さくなるので、精神的なハードルもグッと下がりますね。
ちなみにバス輪行するとき(参照記事は高速バス輪行想定)は、現状を理解したうえでマナーを守りましょう。
このように2つのメリットから、ブロンプトン旅はおススメできる!、、と言いたいんですが、ダメな点がありますのでそれも触れておきます。
ダメ①走行スピードは遅め⇒対策あり
ブロンプトンはメリット多くて旅向きではあるんですが、「走行スピードが遅め」というマイナス点もあります。
その理由の一つが、乗車時のアップライトな姿勢です。
ブロンプトンの乗車ポジションはママチャリ的なポジションです。つまり体が起きてるため、風の抵抗を受けやすい。
また体重のかかりやすい位置はペダルではなく、サドルの部分です。
そのためスピードが出しにくいのです。
だめじゃん!
そう、このままだと長距離走るのは苦痛になってしまいます。
でも対策があります。
それがコレです。
コレを装着することで、ロードバイクのような前傾姿勢を作り、空気抵抗やペダルに体重がかかりやすいポジションにできます。
レビューと装着方法を書いてますので、ご覧ください
安いのに、効果抜群のアイテム!
ダメ②JRで転がし輪行が禁止⇒対策あり
JRは転がし輪行を禁じています。せっかくブロンプトンにキャリアがあるわけですが、それが使えないという縛りがあります。
残念過ぎる。。
じゃあ、ブロンプトンを担いで持ち運ぶ!となるわけですが、
重すぎます。
じゃあどうするかというと、現状としてはキャリーカートが最適だと考えます。コレですね。
コレを使えば快適に転がし輪行できるし、360度回転するタイヤなのでラクです。
スーツケースと同じくらい、無意識に転がしできます。詰み方も記載してますので、こちらもお読みください。
キャリーカートにも種類があって興味深い。これはこれで沼っ・・・・!
このようにキャリーカートで転がし問題は合法的に解決しますね。自分の輪行スタイルに合うキャリーカートを探すのも楽しいです。(安いし)
まとめ
ブロンプトンでの旅はダメなところもあるけど、車体性能としては充分向いてると言えます。
ダメなところもちょっとしたカスタマイズで、補えますしね。
というわけでかなり楽しいし、おすすめです!
登坂性能重視の方にはこちらのミニベロもおススメです。