最近折りたたみミニベロ界で話題に上がり始めてる(?)サヴァーン FDB169 。
この折りたたみミニベロはスペックがすさまじく、夢のような降りたたみミニベロです。
しかしスペック上はすごくても、実物はどうなんだ?って思う人も多いわけです。そこで実際に試乗させてもらい、乗ってみた私がレビュー記事を載せておきます。(あまり写真ないんですが、撮影許可もらいました)
この記事はこんな方向けの記事です。
OKです。私が実際に試乗してみた感想を書いていきます。
サヴァーン FDB169 は夢のようなハイスペック
まず最初にサヴァーン FDB169 リンクを貼っておきます。
さてこれのスペックはどうかというと、かなりのハイスペックです。
ブレーキ | ディスクブレーキ |
ホイールサイズ | 16インチ |
ギア数 | 9速 (!) |
折りたたみ寸法 |
|
フレーム素材 | カーボン(!) |
重量 | 8.8kg |
これはかなり強烈なスペックですね。通常ではありえないようなハイスペック。
さて、はたして実際はどうなのか?
ギアが9速!=実走行したら坂道もOKでした
サヴァーン FDB169 はギア9速を装備しています。コレによりかなり登坂能力が高めです。
実際に、GICの代理店前で走行してみました。
東京のGIC代理店前はかなりアップダウンがあり、登坂能力の高さを試すには丁度良い場所。
9速ギアはしっかりと決まるし、このサイズ感(Dahon k3程度)にしてはかなり適正ギアを選べると感じました。
つまり坂を楽しめるスペックがあります。
ホイールサイズ16Inc!⇒多少ふらつくけど、平地走行も爽快
平地を走ってみましたが、やはりミニベロ的なふらつきがあります。ブロンプトンのようなどっしりとした安定感はありません。
ここら辺はRenault ultralight7tripleとかなり似ています。コレですね。
以前所有していましたが、走行中ちょっとした緊張感がありました。これに走行感が似ています。結構走れるけど両手放しは絶対できない。
そういう感じです。
ちなみにRenault ultralight7tripleの走行感は参考記事をどうぞ。
世の中には走行していると、徒労感のある自転車も多いですが、サヴァーン FDB169は爽快感ありでしたね。
やはり軽い!8.8Kg!
手にもってみて実感しましたが、やはりサヴァーン FDB169の8.8kgは軽い。
普段からブロンプトンとかVerge N8などの12kg級のミニベロを持っているため、サヴァーン FDB169の軽さに脳が混乱しました。
脳:「(サヴァーン FDB169もいつも通り重いんやろうなぁ・・・)」
サヴァーン FDB169を持つ
脳:「(!!!!軽い!!)」
脳内はこんな感じです。実際軽くておどろきましたね。
これくらい軽ければ、キャリーカートによる転がし輪行も不要だし、背負えるようなリュック輪行がよさそうと思いますね。
わりと良いミニベロだなぁと思うわけですが、パーフェクトではありません。
実際に乗って3つの気になる点がありました。
カーボンによる振動吸収性⇒特に感じない
さてここからは少し辛口なターン。
このサヴァーン FDB169はカーボン製です。折りたたみでカーボン製というのはかなり珍しい。というのもカーボンでは折りたたみ部分の強度を保てないからです。
そのためサヴァーン FDB169は折りたたみ部分だけ、金属加工をして必要強度を保っているのです。
そこまでしたんだから、さぞかしカーボンの特性を活かしていると思ってました。
むしろアルミロード的な硬さを感じました。うーんカーボンを活かしきれてない!(軽さには貢献してる)
折りたたみ部分は硬い⇒地味にストレス
実際にGIC代理店で折りたたませてもらったんですが、硬い!ネジ締めすぎなんじゃないか?ってくらい硬い。
サヴァーン FDB169を二つおりにするときも、一度では曲げきれずに「グッ、グッ、グッ」と瞬間的なパワーで折りたたみました。
折りたたみが硬くて面倒だと地味にストレスです。試乗車固有の事象だと信じたい。
雨の日走行でブレーキが鳴く
たまたま試乗した日は小雨でした。
ちょっと無理言って載せていただいたのですが、ブレーキをかけると大き目のブレーキ音が発生しました。
「キュイー!!」という激しめの音で結構気になる大きさの音でした。ディスクブレーキで音が鳴るのは経験なかったため、ちょっと驚きました。
まとめ
サヴァーン FDB169の実際に乗ってみた感想でした。
気になる点はありますが、なかなかありです。
そのため万が一の不具合品でも返品しやすいAmazonや楽天あたりで購入がおすすめです。(対面販売だと気が引けて返品しづらいし)