ハリークインというミニベロをご存知でしょうか。
ブロンプトンを知ってる人なら、この自転車を知ってる方も多いはず。
なぜなら明らかにブロンプトンをコピーした自転車だからです。
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2019/06/nigawarai.png)
って方も多いはず。
しかしながら、最近このハリークインって実は有用な存在なんじゃないか。
そう思うわけです。
そこで今回はこんな方向けの記事。
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2019/05/疑問2.png)
oK です。実際実物も見た結果、考察していきましょう。
ハリークインはブロンプトンにそっくり
まあまず最初に言わなければいけないことはコレ。
明らかにブロンプトンを意識したデザインです。
コレですね。
非常にそっくりなわけです。
しかしながら、全て完璧にコピーしたわけではありません。
微妙に折りたたみ姿が、違うんです。
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2019/06/nigawarai.png)
この構造のせいで、折りたたみサイズは若干ブロンプトンよりも大きいです。
まあこんなわけで、ハリークインを最初は『中途半端なコピーブロンプトン』と思ったわけです。
しかしながら、実運用面からみていくと意外な評価になることに気づきました。
具体的に言うと、このハリークインはブロンプトンの弱点を克服していて、結構アリなのです。
ちょっと説明していきましょう。
克服ポイント1:ハリークインはアルミ製なので錆びない
ハリークインはフレームにアルミ素材を使っています。
アルミ素材の良いところは、錆びないというところです。
すなわち、雨の日にガンガン使ってもあまり心配いりません。
一方ブロンプトンの場合、フレームが鉄製です。
そのため雨に降られてしまうと、フレームが錆びないようにしっかりと拭き掃除する必要があります。
塗装の皮膜でカバーされてるうちは気にしないで大丈夫です。
でも輪行などしてフレームに傷がつくと、そこから錆びの可能性が生じます。
過去ズタボロで傷多めの古い台湾ブロンプトン/(^o^)\
値段の高いブロンプトンが錆びると、かなり精神的にダメージがあります。
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2019/05/komatta_man2.png)
一方ハリークインのアルミ製フレームであれば、割と適当に使っても大丈夫です。
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2019/05/banzai_boy.png)
ブロンプトンに一生つきまとう、サビの問題をハリークインは克服してるわけです。
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2019/05/疑問2.png)
こういうメンテナンスにあまり手間をかけたくない人には、相性が良さそうなんですよね。
克服ポイント2:ハリークインは盗難されてもダメージ少ない
折りたたみミニベロに付きまとう問題があります。
それは『盗難されること』です。
これは特に高級ミニベロには死活問題です。
具体的に言うとブロンプトンではダメージがでかいです。
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2019/06/nigawarai.png)
誰もが盗まれたくないので、鍵をするわけです。
色々試した私のお勧めとしては圧倒的にこれです。
詳しくはこちらを参照ください。
でもここまでしっかりした鍵でも、窃盗団が本気を出せば盗むことができてしまう。
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2019/05/pose_shock_man.png)
そこで出てくるのがハリークイン。
ハリークインは圧倒的に値段が安いのです。
もうほとんどは絶版で在庫はないんですが、たまにアウトレットで在庫が出てきます。
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2019/05/banzai_boy.png)
わたしは冒頭でブロンプトンの劣化コピーとか言っちゃいました。
でも、ハリークインにも転がしキャリアもは付いてるし、コンパクトに畳めます。
という事はやれること自体は、ほとんどブロンプトンと一緒です。
つまり得られる体験は、ブロンプトンとあまり変わらないわけです。
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2019/05/banzai_boy.png)
と最近思うわけです。
ちなみに私は、輪行しつつ釣り場まで走行して魚釣りもします
そうなると、釣りをしている間は自転車から離れるわけです。
つまり盗まれる確率が格段に上がる。
同じ盗まれるなら、20万の車両を盗まれるより4万円程度のほうがダメージが小さいですよね。
そういった費用効果面でも抜群。
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2019/05/banzai_boy.png)
ブロンプトンは人気車両で、世界でも愛用されまくってます。
しかしそれが仇となり、値段が高く転売目的で盗難されやすいです。
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2019/05/komatta_man2.png)
この問題を解消してる点で、ハリークインって十分役に立つミニベロが気がしてきました。
まとめ
ハリークインはただの劣化版ブロンプトンではありませんでした。
普段はあまりスポットが当たらない、ブロンプトンが抱える問題の解決案とも言えます。
ただ残念なことに、ハリークインの車両自体は、もう絶版化してほぼ在庫がありません。
あればラッキーだし、なければ後継機種の電動ハリークインもおすすめです。
アウトレット価格になってますし。
実際に電動ハリークインをチェックしてみた記事はこちらです。