※2021年1月時 新情報追記しました。
ブロンプトンをこよなく愛していますが、1年乗ってみた結果ダメなところもありました。
ブログ記事として良いところばかり取り上げては、公平性に欠けます。
そのため今回は1年使ってみてダメだったところも紹介いたします。
ダメなところ1:ゆっくり走ってしまう。
ブロンプトンは乗車時の姿勢が前傾ではありません。
そのためアップライトな姿勢になり上半身は風の抵抗を受けます。
その結果、がしがしと漕ぐ気分は削がれ、気がついたらゆっくり走ってしまいます。
まあそもそもブロンプトンはスピードを出して漕ぐように開発された自転車ではありません。
そのためゆっくりと漕ぐというのは設計思想から言っても、正しい使い方である気がします。
しかしロードバイクを所有するローディーにとっては、ゆっくり走るのは物足りないのも事実です。
ダメなところ2:ガニ股だとリアキャリアホイールが足に当たる。
ブロンプトンにはリアキャリアが付いています。
そこに転がすための小さなホイールが付いています。
これがガニ股の人は足に当たってしまうのです。
どういうことかというとちょうど、回転するペダルの延長線上にリアキャリアのホイールがあります。
普通に漕いでる人はこのリアキャリアのホイールに足が当たりません。
しかしながらガニ股の人はペダルを回す時に、かかとが内側に抜いてつま先は外側に向いています。
そのせいでかかとがリアキャリアのホイールにあたります。
ちなみに私はガニ股の傾向があり、通勤中に見事に靴のかかとがリアキャリアのホイールに当たりました。
その結果無理やりペダルを回そうとしてしまい右足のビジネスシューズが破けました。
こんな↓状況でした。
ビリッ!
~ビジネスシューズ無事、破損終了~
このようにガニ股の人にとっては少々相性が悪いかと思います。
仕方ないんで漕ぎ方を矯正しましょう。
汝、ブロンプトンを愛せよです。右側の靴が破られたら、左側の靴も差し出しなさいの精神で寛容にいきましょう。
ダメなところ3:上りの坂道走行が辛すぎる。
ブロンプトンは坂道に向いていません。
最初からわかってたことかもしれませんが、想像以上に向いていません。
世の中には人を拒む坂が実在しています。この写真をご欄いただきたい。
おわかりになっただろうか・・・・・(ホラー声)
この写真は私が実際にサイクリングで遭遇した身の毛もよだつ長野の激坂である。
だがこれでも激坂界ではまだまだ下っ端なのだ。
もっと恐ろしいのはこんな坂にブロンプトンで挑まなくてはいけない状況なのです。
そうは言っても
「はっはっは!そんなに辛くないっしょ」
そう思ってた時期が私にもありました。
ブロンプトンは12 キログラム程度となかなか重量があります。
そのため坂道は非常に重く進まない鉄の塊となります。
このフレームが鉄だということが厄介です。
平地だとショック吸収のメリットも坂道だとたわむように感じます。
たわむことで力が逃げてるのが厄介です。
また力を効率に使いたいならばドロップハンドルなどが有効です。
ドロップハンドルに交換は簡単ではありません。
どうしても登りにブロンプトンを使いたい人は、グリップエンドをつけて握りやすくしましょう。
これで多少登りやすくなります。
※結局買いました。自腹レビューもあるので読んでみてください。
ダメなところはあるが。。。
まあこんな感じでブロンプトンにはダメなところも結構あることがわかりました。
しかし!私が最も言いたいことは、コレ。
ということです。
私たちにブロンプトンが歩み寄るのではなく、私たちがブロンプトンに歩み寄ればいいのです!
ちなみにそんな心配しなくても、大丈夫。
ブロンプトンに乗ってるうちに、マジで愛着が芽生えてくるので問題ないです。
まとめ
ちまたにはブロントン称賛記事ばかりです。
でもダメな点も踏まえて使っていけば、大変使えるいいパートナーになってくれます。
是非積極的に活用してみてほしいです。
ただ、どうしても鉄フレームがたわんで気持ち悪い!って思うかたもいるかも。
そういう場合はアルミフレームのRenaultがかなり良いのでおすすめです。
たわまず漕いだ分だけしっかり進んでくれてこちらも気持ちいいです。
ゆっくり走ってしまう問題と、登坂が苦手すぎの解決策の一つを発見しました。