ブロンプトンは折りたたみ自転車界で間違いなく、最強の一角です。
しかしブロンプトンを乗り始めて1年がたち別のミニベロに乗りたくなってきました。その理由とブロンプトンを購入したら乗りたくなる別のミニベロを紹介していきます。
ブロンプトンに乗るとこう思う。
まず常に思ってしまうのがこれ。
もっとスピードだして走りたい!
ってことです。わたしはロードバイクも所有しているためその走りも知っています。
そのためもっと速く走りたくなるんですよ。もっと前傾姿勢でガシガシと漕ぎたい!って感じます。でもブロンプトンはガシガシ走ろうとするとフレームの特性とMハンドルのクッション性でパワーが逃げちゃうんですよね。
15㎞/時までくらいなら快適なのですが、それを超え始めるとちょっとパワーロスが大きいかなって思います。
つまりもっと走り込めるミニベロが欲しくなる。ハンドルはフラットバーか、ブルホーンあたりが良いなぁ。
ホイールが小さいと登坂がきつい。
ブロンプトンはホイールが16Incです。これは持ち運びには便利だし、平地ではなかなか快適に走れます。しかし、これが登坂になると話は別です。私の住んでる地域は坂が多いのです。そのため16Incだとキツイと感じることが多い。
特に立ち漕ぎをすると、すぐにペダルの踏み込みが終わってしまい、踏み込み切れてない状態で引き足が始まってしまう。
その点でもホイールは20Incくらい欲しい。ほんとはこれでも足りないけど、登坂を考えると20Incくらいからがまともに機能する気がする。
ブロンプトンは重すぎる
ブロンプトンは重量が半端じゃなく重い。12kg程度あるわけです。この重さは走りに安定感を与えますが、それと引き換えにキビキビした走りを犠牲にします。
折りたたみは構造上仕方ないのですが、折りたたみ機構で重量が増えがちです。10kg未満にしたいところです。
\この折りたたみの凝縮感。重いのもしかたないかも/
つまりまとめると、ブロンプトンに乗っている私が思う要求はこうなる。
①ハンドルはフラットバーorブルホーンハンドル
②ホイールは20Inc以上
③重量10kg以下
一方でブロンプトンはメリットもかなりあってこの部分をどう維持するかも重要。
A.転がせるので輪行が非常にラク
B.折りたたみサイズがコンパクト
C,積載能力が高くキャリアに荷物を積める
さてこれらの条件を満たすモノが何かないかと探した結果、この2機種がピックアップされました。
①KHS F-20R
このKHS実はブロンプトン入手以前に所持していたことがあります。走りも良く1800m級のヒルクライムで登ったことがありました。走行性能も非常に高く上記要求の①~③を満たしています。一方で、A~Cは満たしておらず、当時は不満がありました。
しかしその後A~Cの解決策として、キャリーカートという方法を発見したので、これで解決できる気がしています。
②タルタルーガ Type-S
これは大変よく考えられたミニベロです。①~③の要求とAとCの要求を満たしています。
オプションでリアキャリアが発売されておりそれを使えばキャリーカートなしで転がし輪行ができます。
こんな感じですね。
ただしちょっと気になっているのが、折りたたみサイズがでデカそうであるということ。
それと転がしが本当に快適なのか?ということです。
こういう2輪で転がす時ってたいてい、気を張って転がす必要があるんですよね。4輪なら安定しているんですが、2輪は結構不安定なものです。この部分が実運用上どうなんだろうなぁ。
スムーズに転がるならありなんだけどなぁ
それと折りたたみの工程がちょっと多いなという感じです。前輪を外してハンドルを抜く。これを毎回やるのかぁ。と思ってしまいます。ギリギリ許容範囲ではないかとも感じ大変微妙なところです。
そして最後のネックは値段ですね。
中古で買うとKHSは6万円程度で入手できそうですが、タルタルーガは13万円とお高めです。うーん迷う。
◆まとめ
タルタルーガもKHSもどちらも良いミニベロです。
今回の場合、お値段が高いですがタルタルーガを良いかなと思っています。お値段が2倍なのがキツイところですが、捻出して購入したいところです。
車体にコロコロがなくてもキャリーカートがあれば持ち運びもだいぶ楽だしなぁ。