ブロンプトンは可搬性に優れてます。そのためキャンプの道具も非常に運びやすい。しかしキャンプの時は持ち運ぶ道具も増えます。そのため荷物は軽ければそれに越したことはないわけです。
以前ブロンプトンキャンプをした時、非常に良いエアマットがありました。
今回はそれを紹介しつつ、この記事はこんな問題を解決します。
キャンプ時の荷物を少しでも軽量にしたい。
どうにかならんかな。。
というわけでこの問題を深掘りしながら紹介していきます。
ブロンプトンでも荷物が重いと辛い
先ほど述べたようにブロンプトンは荷物を非常にたくさん運べます。しかしながらそんなブロンプトンでも荷物が多ければ、走行性能は下がります。特にヒルクライムなどではそれが顕著です。
以前ブロンプトンで行った那須塩原ヒルクライムでは荷物が多すぎて大変でした。また静岡にいったときもイチゴを摘んだりと過積載気味。。。
こんなに積める時点で相当すごいんですが、コレだと坂道は相当にしんどい。。。
ブロンプトンキャンプは少しでも荷物軽くすべき
キャンプの鉄則はブロンプトンでのキャンプの時も通用します。
それは極力荷物を軽く小さくすべきということです。軽くするべき対象は色々ありますが今回はエアマットを軽くします。その頂点と言えるのがクライミットのイナーシャオゾンです。これですね。
特徴的な穴あきデザイン
先ほどのリンクの画像を見てください。クライミットイナーシャオゾンは非常に特徴的。たくさん穴が開いているデザインです。
このデザインを見ると気になるのがエアマットとしての性能です。エアマットは地面からの熱を遮断するためのものです。冬はもちろん夏でも夜間の地面は体から熱を奪います。そうなると快適に寝れなくなるのです。
ゆえに懸念するのはこれでしょう。
穴があると地面からの冷気が伝わり、寒いのでは?
そう。普通マットは地面からの冷気を遮るために、穴などは空いていません。
しかしこのクライミットイナーシャオゾンは、軽量化のための穴を活用しています。
どういうことかというと、寝袋の下に引くのではなく寝袋の中に入れてしまうことによってこの穴を活用します。
まず寝袋の中に入れることで、マットからのずり落ちを防ぎます。さらに穴の部分は本来潰れてしまう寝袋の背中側を潰さないことに役立ちます。つまり背中側も寝袋本来の機能である、空気の層を保つことができます。つまり地面からの熱をより効率的に遮断できるのです。
想像以上にハイテク・・・・!
そのため非常に快適に寝ることができるわけです。よく考えられてます。
それでは実際にレビューしていきたいと思います
重さたったの349 グラム&超コンパクト
これはマットとして非常に軽い部類です。安いやつだと700 g程度あります。しかしクライミットイナーシャオゾンは約349 g しかありません。350 ml缶ジュースと同じぐらい。非常に軽いです。
そしてサイズも非常に小さい。これほど小さければ取り回しも楽ですね。
広げるとペラペラ
まず最初に広げた段階では非常にペラペラです。まるで紙のようです。
しかしながら触ってみるとわかりますが、簡単に穴が開くような素材ではなく耐久性があります。
空気入れはバルブで簡単。5分程度で完了。
このバルブから空気を吹き込みます。大体成人男性で6、7回息を吹き込めば十分に膨らみます。ちなみに枕も同じような仕組みです。こちらは2回吹き込めば、完了します。
出来上がったのはこちらです。改めて完成形を見ると、なかなかインパクトがある見た目ですね。
実際に寝てみた。寝心地は十分。
実際に横になっています。私の身長は大体170 CM なんですが、それでも十分に長さが余ります。185 CM ぐらいの身長までに対応してるかと思われます。
足元が十分に余っていますね。
そして寝てみるとわかりますが、かなり快適です。懸念していた穴飽きの部分に体が落ちることはなく、地面に体が触れませんでした。これならうたい文句である「背中側の寝袋空気層をつぶさない」は実現できるといえます。すごい。
枕が非常に快適。
このクライミット社のエアマットは枕に評判があります。実際に出てみると分かりますが、頭が枕からずり落ちない構造になっています。
どういうことかというと、枕は四つのパートに分かれておりちょうど真ん中に力がかかるようになっています。これによって頭が枕中心部に安定しやすくなってます。
安いエアマットは、こういう工夫がないけど、
イナーシャオゾンはちゃんとしてますね!
こういう些細な工夫ですが、利用者のことをよく考えられてます。好感が持てますね。こういう一工夫で安眠できるかに差が出るので、本当に重要です。
まとめ
こういうコロンブスの卵的逆転の発想がある製品は、ガジェットとしてすごく面白いですね。
エアマットとしては少しお高いですが、非常に軽いし面白いのでおすすめです。