最近ORIBIKEが気になります。
というのも、どうもブロンプトンとBirdy(BD-1)の両方を良いとこ取りしてるようなのです。
というわけで、この記事はこんな方向けの記事。
うーん、ミニベロ界隈から「わがまますぎる!」と助走をつけてぶん殴られそうな要求ですね。
でも、これって多くの人の要望かと思います。
これについて、深堀しつつ解決したいと思います。
その解決策のひとつはコレになりそうです。
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解決策:ORIBIKEがアンサーの一つ
これですね。
ORIBIKEについて、知らない人も多いかと思います。
カンタンに説明しておきましょう。
ORIBIKEはイギリス人の元F1ドライバー ジョン・ホワイトによって設計されました。
折りたたみスタイルはブロンプトンとBirdyを足して2で割ったようなスタイル。
多段ギアを装備して、ロードバイクの汎用パーツが使えるミニベロです。
このORIBIKE、ヤバいことに先の要望を全部かなえてくるんですよ。
ちょっと要望を整理して、一度箇条書きにしてみます。
①走りが良い
②コンパクトに畳める
③輪行で転がせる
④パンク修理もラク
⑤かっこいい!
⑥そして安い!
⑦入手もラク!
何やコレ、ミニベロにおける7つの大罪かよ。
そう思うくらい、それぞれの要求がバラバラかつハード。
でもこれをORIBIKEはクリアしてるのですよ。
それぞれ深堀していきます。
ORIBIKEの大罪①走りが良い
ORIBIKEは実は複数のラインナップがあります。
内装8速から外装10速までラインナップが充実しています。
こういう↑10速や、よりスポーティーなミニベロ↓まである。
この中で、ヒルクライムなども含めた走りを重視するなら外装の9速か10速を選びたいところ。
ブロンプトンをお持ちの方は判るかと思いますが、内装ギアは走行抵抗が大きい。
これをロイヤルな高級感ととらえることもできますが、キビキビ走りたいなら断然外装ギアをチョイスすべき。
ブロンプトンで外装を選びたい場合、2速を選択するか魔改造の修羅の道を行くしかないのです。
さてそんなルートに行かずとも、ORIBIKEならサクッと9速Or10速を選ぶだけ。
ORIBIKEの大罪② コンパクトに畳める
折りたたみがコンパクトかは結構重要。
特に重要なのが横幅です。
というのも、電車輪行などをするときに幅が狭くてコンパクトなら、ロングシートの横におけるのです。
この場所におけるほど横幅が狭ければ、わざわざ電車の最後尾まで行って、空きスペースに置く必要がなくなります。
さて、ここでBirdy (BD-1)やブロンプトンとも折りたたみ寸法を比較しましょう。
Birdy 横78cm×縦61cm×幅36cm
OriBike 横76cm×縦65cm×幅31cm
ブロンプトン 横58cm×縦56㎝×幅27㎝
ORIBIKEのコンパクトさはブロンプトンに負けるものの、幅が結構せまい。
このサイズなら、ロングシートの横の部分におけるので各段に取り回しがラクになります。
むしろ膝前にも置ける横幅とも言えそう。
このコンパクトさはありがたいですね!
ORIBIKEの大罪③ 輪行で転がせる
ORIBIKEは何とリアキャリア標準装備のモデルがあります。
このキャリアにホイールを付ければ、転がしが可能に。
転がしができるかどうかはかなり重要。
JR構内ではダメですが、私鉄なら転がしたまま移動させられるのでホントラクです。
とはいえ、こういうキャスターを使えば転がし輪行可能になるので、コレを使ってもいいかと思います。
実際に使って輪行してる記事も載せておきます。
ORIBIKEの大罪④ パンク修理がラク
「パンク修理のラクさ」は何と比較してるかと言うと、ブロンプトンです。
というのもブロンプトンでロングライドするなら、ギア3速以上のモデルを選ぶわけです。
そうなると自動的に、内装変速モデルにするしかない。
内装変速モデルは、インナーワイヤーで変速する仕組み。
そのためパンク修理でタイヤを外す時に、非常に苦労するわけです。
内装変速はそんな苦労があるんです。
しかし多段変速が欲しくても、Oribikeなら外装モデルがあります。
外装モデルを選んでおけばパンク修理でも、ロードバイクのようにラクにタイヤの取り外しOK
つまりパンク修理が楽なんです。
ORIBIKEの大罪⑤ かっこいい
Oribikeはハンドル付近がダサい・・・それ以外はいいのに。。。。
そう思ってる時期が僕にもありました。
しかし「これは個性だ!」と思ってみてるうちに、何ということか。
むしろ車体の他の部分は普通。なのでハンドルのジグザグ部分がデザイン上、スパイス的に感じる。
むしろこれは オシャレでかっこいいんじゃないか?とすら思うようになりました。
何度も見てるうちに、非常にアリだなと感じてます。
ORIBIKEの大罪⑥ 安い
すでにここまでの時点で、かなり高い要求をクリアしてきたORIBIKE。
こうなると普通は金額に跳ね返ります。
実は勝手にそう思い込んでました。
しかし良い意味で、ORIBIKEは予想を超えてきました。
見てほしいんですが、安い。
圧倒的に安いのです。
比較対象としてはBirdy とブロンプトンを挙げておきます。
Birdy ・・・15万円~18万円くらい
ブロンプトン・・・15万円~18万円くらい
これと比べると、ORIBIKEが驚異的に安いことがわかりますね。
しかも!モデル次第ではリアキャリアも込みで、この値段ですからね。
ORIBIKEをマークしてなかった方もいるかと思いますが、検討の余地ありです。
ORIBIKEの大罪⑦ 入手しやすい
ブロンプトンを筆頭に、実店舗じゃないと買えない自転車は多い。
しかしこの新型肺炎の昨今、実店舗に気軽に行けない方も多い。
なにより私みたいに、超田舎に住んでると都会に行くまでが大変すぎる。
近場に渓流がなん本もあるくらいの、田舎ですからね。
だから入手しやすさは結構重要。
その点ORIBIKEはネット通販で、ORIBIKE日本総代理店から購入できて便利すぎ。
ちなみにこの記事で張ってるリンクは全部、日本総代理店の金澤輪業の商品ページ。
確実にまともな販売元からネットで買える、というのはかなりの安心感。
まじでORIBIKEかなり有望。
まとめ
ORIBIKEのすごさが伝わったのではないでしょうか。
ハンドル付近の見た目がちょっと、、、という方もこれまでは多かったと思います。
でも、スペックもいいし、値段も驚異的に安いし超安心な日本総代理店から買える。
ちなみによく走って安いという点ではTern Verge N8もアリ。
こちらもおススメできます。
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