折りたたみ自転車をこよなく愛している著者、wktk(ワクテカ)です。
さてこれまでいろんな折りたたみミニベロに乗ってきました。
いろいろ買って10数台程度、高級降りたたたみミニベロを所有しました。
さてそんな私が、今回こんな方向け記事を書きます。
OKです。
今回はこの問題を解決しましょう!
高級折りたたみ自転車の保管は屋外駐輪ダメ
まず、高級折りたたみ自転車は屋外で保管してはダメです。
雨で錆びるという事もありますが、もう一個重大な問題が。
それは、
コレです。
高級折りたたみ自転車は、中古相場も高くマジで盗まれやすい。
過去にも記事にしていますね。
ちなみにこの後もずっと使ってて、長期レビューもしています。
かくいう私もちゃんと対策する前は、がっつり盗まれてました。
↓
??? 深夜 ガサガサ・・・・ゴリゴリ・・・
↓
翌日
という事でサクッと盗まれましたね。
住居のすぐ近くの駐輪場で、周りに民家や人目がある場所でも余裕で盗まれます。
屋外保管は、ダメ絶対!と知れ。
しかも「高級自転車を持ってる=裕福な家」と思われて、今後泥棒に入られる率も激上がりします。
控えめに言っても最悪なおまけつきです。
じゃあどうすれば良いか。
屋内にしまうべき。しかしそれにも問題が。
そう。これが問題。
ほとんどの折りたたみ自転車って折りたたみが面倒なんですよ。
メーカーのサイトだと、たいてい動画とかでこのようにPRされてます。
でも、これはミスリード。
彼らは動画用に練習を重ね、スムーズに折りたたみをできるように鍛えぬかれたメーカーからの刺客。
普通の人はこうなります。
まぁ、こんなもんです。
で、コレを日々毎日できるか?という話です。
屋外駐輪できない場合は、屋内にしまいます。
つまり日々この折りたたみ作業を高頻度ですることになります。
実際に私もこんな頻度で折りたたみをします。
①夜に帰宅して折りたたみ、②出社前に展開
⇒毎日計2回の折りたたみ
コレを日々こなしています。
で、今回はこのように毎日折りたたみを繰り返しても、苦にならなかった折りたたみミニベロの紹介です
日々の折りたたみしてもOKなミニベロ
では実際に、毎日折りたたみをしても苦痛じゃなかったミニベロを挙げたいとおもいます。
概ね共通点はコレでしょう。
- シンプルな折りたたみ機構
- しゃがみ込む作業が不要
- 軽い力で展開⇔折りたたみ可能
- 持ち上げてもばらけないロック機構
というわけで、これらを実現している具体的なミニベロを挙げていきましょう。
①TERN LINK A7
まずはコレ。最近購入したTERN LINK A7です。
これは極めてシンプルな折りたたみ構造をしています。
ボディの真ん中で二つおりにして、ハンドルを曲げて、サドルを下げる。
おしまい!
このように超シンプルな仕組みなので、毎日やっても苦痛じゃない。
しかも、TERN社はある一定のランクから付いてるマグネットパーツが超良い仕事をします。
コレです。
これが付いてるおかげで、折りたたみをして持ち上げても折りたたみが勝手に解除されません。
つまりカタマリの状態で持ち運べるわけです。
玄関前で折りたたみをしても、玄関にたどり着くにはちょっとした段差とかありませんか?
こういうのです↓(段差イメージ)
こういう微妙に段差があるとき。持ち上げて運ぶわけです。
そのとき、マグネットパーツやロック構造が無いミニベロは展開が解けます。
そうなると割とイライラします。
こういう事態が防げるのでTERN社の折りたたみミニベロは超優秀です!
ブロンプトン
「キングオブ折りたたみミニベロ」、「折りたたみの最終地点」。
いろんな二つ名を持つ、超有名な折りたたみミニベロです。
かくいう私も溺愛をしています。
【誰でもできる】ブロンプトンを2年に1回の頻度で買える方法【通信費高すぎ】
ブロンプトンを買えない10の理由 後悔・悩まないためにチェック
好きすぎて複数代を用途別に購入する、ヤバさ。
さてそんなブロンプトンは溺愛を抜きにしても、毎日折りたたみOKなミニベロです。
というのも折りたたみ作業のラクさの完成度が半端なく高いから。
どういうことかと言うと、ブロンプトンの折りたたみをする際に力が必要な作業がありません。
ブロンプトンは基本的にレバーやバルブを回して折りたたみを解除する仕組み。
これとか
これもですね。
これら特に力をいれずとも、小さいパワーで解除できます。
また、しゃがみ込んで実施する作業が無いこともポイント高い。
しゃがみ込む作業は足にかなりの負担をもたらします。
しかしブロンプトンは、腰をかがめる程度の作業はあっても、しゃがみ込むほど本腰を入れないと解除できない機構ではありません。
この点ブロンプトンの機構の優秀さが際立ちますね。
CARRY ME
CARRY MEは極小径車です。
コレですね。
これも日々のおりたたみに耐えうるミニベロです。
というのもこれも折りたたみの構造が楽だから。
基本的に折りたたみはシンプルです
- フレーム固定のネジを緩めて、固定部を外すORスライドさせる。
- ハンドルを曲げる。
これだけ。
この作業はかなりラクで、折りたたみ傘を開閉するような気分で折りたたみできます。
さらに折りたたみ気楽にさせてるのが、車体の軽さ。
たった7.9kgしかないのです。
なので、折りたたみ作業をするときにもヒョイっと持ち上げられる。
ただ問題は折りたたみよりも、めっちゃ目立つので通勤に使うと変人扱いされる恐れアリです。
このような点でかなり人を選ぶミニベロではあります。
TERN VERGE N8
またもやTERN社がランクインしてきました!
このミニベロも以前から愛用していますね。
ヒルクライムしたり、いろいろできる超万能モデルです。
このVERGE N8も基本的にはTERN LINK A7と同じような理由で選出しています。
VERGE N8にも①シンプルな折りたたみ機構②マグネットパーツが付いています。
それに加えて、Verge N8にはRAPID TRANSIT RACKというパーツが装着可能です
コレです。
このパーツは装着することで、転がし可能になります。
つまりこういう↓用途で神アイテム的な役割を果たします。
こういうときに折りたたんだ状態で転がせるわけです。
実際にレビューしていますので、記事もどうぞ。
ちなみに最初に紹介しているTERNのLINK A7でもRAPID TRANSIT RACKが装着可能です。
STRIDA
イギリスのデザインセンスはすごい。
機能美を実現した、脱帽の折りたたみミニベロです。
このミニベロも毎日折りたたみにおいて、一切の不満がありませんでしたね。
折りたたみ時にマグネットパーツがあり、バラけないのです。
このパーツのおかげで、折りたたんだ時にカタマリ感があって持ちやすいです。
また、折りたたみ自体も超楽。
- フレームを固定具から外して、前輪と後輪を重ねる
- ハンドルをずらして固定
これだけ。
ちなみに、おりたたんだ形状もかなりかっこいい。
さすが、イギリス生まれの紳士的ミニベロ!
こちらも正装してジェントリー(紳士的)に振舞わねば、STRIDAに失礼というものです。
そうは思いませんか?ムッシュおよびマドモアゼル。
カッチリ目の服でも良く似合う、稀有なミニベロです。
さてSIRIDAはこの折りたたんだ状態からの可搬性も高い。
この↑GIF動画を見てもらうとわかりますが、折りたたんだ状態で転がせます。
というわけで5車種を選出をしました。
ここまでで、毎日折りたたみをしても苦痛じゃない条件(特徴)が見えてきましたね。
まとめのおさらいです
毎日折りたたみをしても苦痛じゃない条件(特徴)
まとめるとこうなります。
・シンプルな折りたたみ機構
・しゃがみ込む作業が不要
・軽い力で展開⇔折りたたみ可能
・持ち上げてもばらけないロック機構
これに加えて、あればさらにラクな機能としてコレ。
・折りたたみ状態で転がし可能
これらが毎日折りたたみしても苦痛じゃないミニベロの条件です。
逆に言えば、これらの5車種を選んでおけばハズレは無いです。
めとめ
私はどんな高級ミニベロも通勤に使いまくって、どんどん実践投入していきます。
ちなみに最初に紹介しているTERNのLINK A7でもRAPID TRANSIT RACKが装着可能です。
参考記事も書いてますので併せてどうぞ。