最近、中古でブロンプトンを増車しました。
最近はブロンプトンが値上がりしており、中古という選択肢が魅力ですからね。
さてそんなブロンプトンですが、中古購入をして久しぶりにヤバイ!と感じたので記事にしておきたいと思います。
この記事はこんな方向けの記事です。
OKです。
以前から記事にも書いてますが、注意点も結構あるので改めて書いておきたいと思います
ブロンプトンの中古は年季が入ってるものが多い
ブロンプトンは耐久性がかなり高い。
それゆえに10年前のモデルが普通に高値で販売されたりするわけです。
そう。
高品質であることの証明なのですが、中古市場には長く使われたブロンプトンが多いのです。
その過程で、劣化してたり適当な持ち主が所有したりという事もあるわけです。
そして今回はその負の側面を垣間見ました。
ブロンプトンの前輪が外れた・・・だと!?
そして悲劇は起きた。
私が輪行で三重県の江戸橋に遠征に行った時の話です。
輪行はいつのも、キャリーカート輪行。
参照記事
江戸橋についたら、輪行解除して走行開始です。
走行中に違和感が少しありました。
とはいえ、走れないこともない。
なので軽く確認。その後は再度走行して数時間釣り場をめぐりました。
そして、超時間の釣りを楽しんだあとは帰宅の時間。
わたしは終電の1つ前の電車に乗るため、駅に向けブロンプトン走行を開始したわけです。
すると・・・・
ギュギュギュ・・・・・・!
なんか走行中にやたら前輪のブレがひどい!
明らかにホイール周辺が異常なので、一度ブロンプトンを止めて前輪を確認。
持ち上げてみたところ、
ぽろ・・・・カシャン。。。。
なんと、ちょっと持ち上げただけで前輪が外れたじゃありませんか。
恐怖ですよね。前輪が予期せず外れるとか自転車としては絶対にあってはならないこと。
持ち上げただけで外れたってことは、走行中に外れてもなんら不思議はないレベル。
走行中にはずれたら大惨事ですよ。
思いっきり転んだり、走行中に制御不能になったり。
なぜこんなことになったのか。
とはいえ、その時は終電1つ前の電車で帰る途中。
急いで駅に行かないと、終電を逃してしまう。
仕方がないので前輪を仮固定して、ブロンプトンを押して走ったりしました。
ギリギリ終電には間に合う(予定の電車は乗れず)
非常に急いだ結果、どうにか終電に乗れました。
もともとは1本前の電車に乗るはずだったのに、終電ギリギリ。
前輪外れ事件のせいで、あやうく帰れなくなるところでした。
さて、なぜこんなことが起きたのか。
それは後日、家で落ちついて検証したことで判明しました。
原因:前輪ボルトが抜き取られてる!!(パーツ取り?)
結論から言います。
ブロンプトンの前輪のボルトが抜き取られてました。
説明しましょう。
私が購入した、ブロンプトンはハブダイナモ化されていました。
そしてこのハブダイナモ化した前輪にあるはずのシャフト(支柱)がなかったのです。
わたしも驚きました。
このパーツがハブから抜き取られてたんですね。
でもこのパーツがないと前輪を固定できないと思うじゃないですか?
しかし、ハブダイナモ化したブロンプトンはなんと、ボルトがなくても一応固定ができてしまいます。
どういうことか。
ハブダイナモ化するとホイールの外側にあるネジ部分にナットを固定する方式になる。
つまりボルト自体で固定しているわけではない。
そのため、ハブのネジ穴部分とにBUSHおよびNUTを固定することで、ホイールの装着自体はできてしまうのです。
さらに見た目も普通だし、ボルト無しでも一見走れる。
というか見た目だけではわからない。
不思議な設計思想ですわ。ふつうはこういうミスを誘うような仕組みにはしない。
これほど重要なパーツが足りてない場合は組上がらないようにするべきだと思うのです。
まぁとにかくシャフトが前の持ち主によって、抜き取られてた(?)わけです。
このパーツだけでも3000円近くするし、手放す車体にお金をかけたくなかったのかなぁ。
中古とはいえちょっとコレはヒドイ。
というわけで中古のブロンプトン購入する前にはいろいろチェックしましょう。
ホント中古には気をつけましょうね。
まとめ
ブロンプトンは素晴らしい自転車であるのは間違いない。
しかし!
中古でブロンプトンを買う方は「新品だと値段が高すぎるよ」って方が多いでしょう。
であれば、新品で超割安のTERNとかでもよいと思うんです。
自腹レビュー書いてます。
こちらも自腹購入済み。
実際、ブロンプトンを凌駕する360度転がし輪行もできるわけですし。
このようにブロンプトン買えるなら金に糸目はつけないぜ!って方以外は、上記で紹介した新品でTERNが推奨かもです。