ブロンプトンほしいなぁって人が大抵ぶちあたる問題があります。それは「ブロンプトンの価格が高すぎる」ということです。
ほとんどの人はブロンプトンの価格を知った瞬間、
あっ・・・・(高っ!!)
ってなって二度とブロンプトンを買おうなんて思わないわけです。
これは大変残念なことですね。
というわけで今回はこんな問題を解消したいとおもいます。
ブロンプトンの値段が高すぎる!もっと安くてそれに近いミニベロはないのかな?
というわけで、この問題を深堀しつつ解決していきます。
※ブロンプトンを2年に1度の頻度で買える方法も記事にしてます。(誰でもできます)
ブロンプトンは確かに高すぎる。
ブロンプトンは超絶高いです。だってメジャーなモデルであるM3Lが約18万円もするんですよ。18万円ですよ!?これだけ出せば原付バイクだって余裕で買えるし、Nintendo Switchなら6台買えるんですよ。
この18万円で買えるモノと比較して冷静に考えると、18万円はやっぱり高額ですわ。
そうなると考えるのはコレです
中古ならブロンプトンでも安く買えるのでは?
そう考えますよね。ではそれも考えて行きましょう。
ブロンプトンの中古はあり?
ブロンプトンの中古はありかと言われたら、ありだと思います。しかし問題もたくさんあります。というのはブロンプトンの中古で外れを引いてしまうと致命的だという点です。
以前、台湾製ブロンプトンを購入したことがありますが結構悲惨でした。本来緩んでは行けないネジが外れたり、ブレーキの台座が取れたり(!)と事故に直結するようなクオリティのモノも存在します。(体験談)
\ココのネジが緩みブレーキ台座外れた。。。。/
これを避けるためには、中古の場合車体のどこをチェックすべきかを知る必要があります。
しかしネット上にはこのチェックすべきポイントがまとめられてなかったので、参照記事にまとめておきました。
これをチェックしたうえで中古を買うのはアリだと思います。
でもこれをクリアできる品質のブロンプトンはまだ結構高いんですよ。おそらく13~16万円の値段がついているでしょう。
あれ?新品とあまり値段がかわらない。。。
じゃあどうするか。まだ諦める時間じゃない。
次はブロンプトンに近い機能を有しているミニベロを探すわけですね。
ブロンプトン⇒コンパクトな折りたたみ+転がし機能
ブロンプトンに近い機能のミニベロを検討すると、ざっくりと上記のような式が成り立ちます。
つまりブロンプトンの最大の特徴はこの2つに集約されるわけです。
①コンパクトな折りたたみ ②転がし機能です。
これを踏まえて、経験則からおススメでききるミニベロの組み合わせは2つあります。
①renault platinum light8 + キャリーカート
②TernVerge N8 + rapid transit rack または キャリーカート
それぞれ説明していきましょう。
パターン①:renault platinum light8 + キャリーカート
このrenault platinum light8は折りたたみが非常にコンパクトでなかなか軽量なミニベロです。特筆すべきスペックを挙げると8.8kg 16インチ 8段変速搭載という点ですかね。
このスペックの数値がすでに異彩を放っておりますので、見ていきましょう。
走行性能は抜群
ちなみにブロンプトンよりも走行性能は高いとすら言えます。
なんと言っても8.8kgという軽さは特筆モノです。
ブロンプトンは約12kgなのですからrenault platinum light8の圧倒的な軽さが際立ちます。平地でもヒルクライムでもその恩恵は大きいです。
また8段変速で外装変速である点も要注目です。矢印の箇所が外装8段変速。
比較対象であるブロンプトンのメジャーな車種、M3Lは3段変速です。しかも高速走行に不利な内装変速です。
一方でrenault platinum light8は8段変速。
基本的に変速は多い方が適正なギアを選べるため、renault platinum light8のほうが快適に走れます。さらに内装よりも外装変速の方がタイヤが良くまわります。
renault platinum light8は上記のようなメリットが大きく走行性能が優れていると言えます。
走るには軽いが、担ぐには重い8.8kg
8,8 kgという重量はブロンプトンに比べれば圧倒的に軽いのですが、輪行などで長時間担ぐ荷物としてはかなり重いです。
そこでキャリーカートを使うことで、ブロンプトンの転がし輪行に近い環境にします。
キャリーカートは4輪を使おう。選択肢は1択。
\キャリーカート4輪だとこんな芸当が可能/
さてrenault platinum light8を積めるキャリーカートを選ぶのですが、これを1から選ぶのはかなり大変です。買って試して、買って試して・・・・の繰り返しでお金がなくなります。(体験談)
いざ買ってみるとバランスが悪かったり、転がらなかったり色んなキャリーカートがあるんですよ。(遠い目・・・)
散財の結果、ベストアンサーはこれでした。
本体とキャリカートで合計価格は65000円くらい
この組み合わせにより、ブロンプトンよりも高い走行性能と快適な転がし輪行が実現できます。renault platinum light8が6万円、キャリーカートが5千円くらいです。
ブロンプトンが18万円ですから、この組み合わせにすればかなり安いですね。
パターン②:Tern Verge N8 +Rapid またはキャリーカート
※追記 Verge N8を自腹購入してレビューしています。また、4輪キャリーカートを使った参照記事もありますのでごらんください
このTern Verge N8もかなり優秀なミニベロです。まず折りたたみが簡単。
それに加え高い走行性と見た目のカッコよさが大変良いんですよ。
スタイリッシュなデザインで惚れ惚れするわぁ!
さらにピンクの矢印部分には外装で8段変速。ミニベロでこれくらいギア数があれば激坂等でも充分登れます。走行性能としてもバッチリです。
タイヤはシュワルベ KOJAC
また最新のTern Verge N8はタイヤにシュワルベ KOJACを履いているのもGOODです。このタイヤは大変優れたタイヤで大変良く転がります。それが最初から付属されてるあたりさすがTern社です。
また、折りたたみ時にハンドルが外側に折れるというのも見逃せません。ちょっと見づらいですが矢印のハンドル部分が外側に折れています。
通常は折りたたみミニベロはハンドルが内側に折れるタイプが多い。そうなるとハンドルのカスタムが大変なのです。なぜならハンドルカスタムによりおりたたみに悪影響が出るから。
一方でTern社のような外折れだとドロップハンドルが装着できます。外折れならば、折りたたんでもフレームに干渉しないため影響が出ないからです。
こういうドロップハンドルのことですね。
ちなみにこれ↑をブロンプトンで活用しまくっているので、くわしくは参照記事を読んでください。
参照記事2
このドロップハンドルが装着できるメリットが大きいです。
転がし輪行には rapid transit rackまたはキャリーカート
さてTern社は転がし輪行に高い関心があるようです。独自に転がし輪行用のキャスターを販売しています。それがrapid transit rackです。
これをリアタイヤ部分に装着して転がせるようになります。
rapid transit rackのホイールは大きくかなり快適に転がせます。ブロンプトンを上回る転がしの快適さです。
矢印の箇所をグリップして転がすのです。おもしろいですよね。
少し値がはりますが荷台+キャリーカート+輪行袋がセットであることを考えると、値段は許容範囲かなと思います。
※追記 実際にRapid tranit rackを購入してみましたので詳しくは下記記事を読んでみてください。
でもなかにはこんな方もいるんじゃないでしょうか。
まだ値段が高い!もっと安く転がし輪行したい!
安心してください。そういう方は先ほど紹介したこのキャリーカートを使えばイイです。これは激安ですからね。
こいつを使って激安で快適な輪行をするのも、ありです。
※追記
実際にVerge N8をキャリカートに乗せてみました。参照記事をご覧ください
合計価格は:7.5万円~8.8万円
上記はこういう内訳になります。Tern Verge N8:7万円、rapid transit rack:1.8万円 またはキャリーカート5千円ですね。
なかなかこちらも安く収まりましたね。
まとめ
ブロンプトンはやはり値段が高いですよね。でも他の車種をよく検討すればブロンプトン並みの組み合わせというものは実現できるわけです。
今回挙げた2つの車種は走行性の面ではブロンプトンよりも格上となりうるので、『ブロンプトン高すぎる!』って方には一考の余地アリといえます。
※ブロンプトンを2年に1度の頻度で買える方法も記事にしてます。(誰でもできます)