ルアーで渓流釣りをするのは結構難しい。
渓流といえばイワナやヤマメ、ニジマスなどです。
しかしこれをルアーで釣るとなると結構難しいです。初心者にとってはなおさらです。
そこで今回はこんな方向けの記事。
oK です。近所に渓流があり、ルアー歴10年以上の私が深掘りしつつ解決していきましょう。
※サイクリング趣味とも合わせて渓流いったりしています
渓流で釣れるルアーの条件は2点
まず最初に渓流で釣れるルアーの条件を書きます。
それは2点あります。
①流れに負けない性能があること
②値段が安いこと
この2点です。
これについて説明していきます。
条件①:流れに負けない性能があること
渓流は川の流れがあります。
通常の下流域の川や湖などにも流れはあります。
でも渓流はそれとは比べ物にならないほど早い流れなんです。
そのため、早い流れでも安定して泳ぐことができる性能が必要。
激しい流れに晒された時、まともに泳がなかったりすることも多い。
まともに泳がなければ、当然釣れません。
また流れに負けて、過度に浮かび上がってしまうルアーも多いです。
これも大変使いづらく、釣れないことが多いです。
なのでこの条件①で釣れるルアーは結構絞られます。
条件②:値段が安いこと
これも結構重要です。
というのも渓流釣りは、根掛かりすることが多いです。
こんな感じの釣り場ですが、浅いエリアにキャストすることも多い。
そのため、岩と岩の間に根掛かりすることも多いです。
近場だったら回収できます。
でもどうしても流れが速くて渡れない、対岸などに根掛かりすることも多いのです。
そのため結構簡単にルアーがなくなります。
そうなると値段の高いルアーは、金銭的ダメージが大きいのです。
つまり安いルアーである必要があるんです。
条件①と②を満たすルアーなんてあるのか・・・?
条件①と②を満たせば釣れるんだね!楽勝!と言いたいところですが・・・
ちょっと待ってください。
よく考えるとこれは先ほど述べた条件①と相反する条件なんです。
この条件1と2を並べると、こうなります。
【流れに負けない性能を持つが、値段は安いルアー】
通常流れに負けない性能を持つルアーは、値段が高いです。
値段は安いルアーはその逆です。
つまり値段が安いルアーは流れに負けやすいルアー・・・
そうなんです。この条件は結構きついんです。
しかしながらその条件に合致するルアーがわずかにあります。
それを紹介します。
紹介できるのは3点です。
ダイワ シルバークリークスピナー
まずはシルバークリークスピナーです。
このルアーはスピナーという、伝統的ルアーです。
このスピナーと言うルアーのいいところはコレ。
『基本的に巻くだけで釣れる』というところです。
難しいことは考えずに、キャストして巻くことで魚を魅了します。
しかしながらこのスピナーは『ゆっくり泳がせてもブレードが回る』というのが結構重要。
ブレードとはこの部分です。
このシルバークリークスピナーはゆっくり泳がせてもブレードがしっかり回ります。
なので非常に良く釣れます。
実際にこのルアーを使って釣ってますね。
分かりづらいけど、シルバークリークスピナーで釣ってます\(^o^)/
値段も非常に安くて魅力的。4g(グラム)の重さでシルバー、黒、ゴールドの3色あれば十分です。
Smith AR-S
これもスピナータイプのルアーです。
先ほどのシルバークリークスピナーと見た目が似ています。
ですがブレードの装着スタイルが違います。
こちらはインラインブレードといい、ブレードが針金に直接装着されています。
これによって、ルアーをキャストした後着水後すぐにブレードが回転します。
非常によく回るので、見ていて大変気持ち良いです。
しかもスムーズな回転はイワナやニジマスに大変アピールするので、よく釣れます。
選択すべきは3,5g(グラム)の重さ。こちらもシルバー、黒系、ゴールドの3色あれば十分。
Smith ニアキス
これもスピナータイプのルアーです。
特徴的なのは、ボディーがリアルな小魚シェイプになってるところです。
スピナーを使ってると、だんだん思うのがこれです。
ちょっと何言ってるか、わかんないかも。
なので説明します。
ルアーらしいルアーというのは『もっと玩具っぽいようなデフォルメされたようなルアー』を指します。
例えば、ブラックバスの釣りで流行っているビッグベイト↓を見てください。
(ちなみにこのタカミヤのビックベイトは超安いのに、まともで評判イイ。)
こういう一見おもちゃっぽいルアーの方が、意外性があって楽しいと感じることがあります。
その点、ニアキスもボディの部分が魚でおもちゃ感あるシェイプ。
なので通常のスピナーよりも釣っていて面白みがあります。
ちなみに選択すべきは3g(グラム)の重さ。こちらもシルバー、黒系、ゴールドの3色あれば十分。
お値段も、ニアキスやAR-Sよりもわずかに高いけど、
かっこいいし、シングルフック装備しているし結構お得。
なのでコスパ的にも許容範囲かと思います。
激震(ゲキブル)
このルアーはスピナーではなく、メタルバイブといいます。
リールを巻くことによって、振動(バイブレーション)を起こすルアーです。
金属板と鉛によって構成されている、非常に硬派なルアーです。
渓流釣りで使ってる人は少ないですが、実はこのルアー渓流でかなり釣れます。
下の写真は実際に水中を撮った写真です。
このようなエリアに落とし込むと釣れる事が多いです。
ゲキブルで釣れてます\(^o^)/
とはいえ流れ込みたいていは超激流。なので軽いルアーは流されてしまいます。
しかしながらゲキブルなら、流れに負けずしっかりと落とし込むことができます。
一方でそういう釣りをしてると、問題があります。
それは根掛かりが多いことです。
よく釣れるんですが、根掛かりでルアーを紛失することが多いのです。
しかし安心してください。ゲキブルは驚異的に安いのです。
ルアー業界をひっくり返す程安いので、実店舗よりも圧倒的にこちらで買うことをお勧めします。
実際私も、ゲキブル専用のボックスを作ってるほど大量購入してます(笑)
ちなみに選択すべきは5g(グラム)の重さ。こちらもゴールドの赤金、イエローチャート、ブルーの3色あれば十分。
本当はブラックも欲しいのですがカラーチャートに存在しません。なのでコレで塗るのもあり。
塗装したら被膜が超強くて素晴らしいので、メガネの補修なんかにも使ってます。
レビューもあるのでどうぞ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
渓流用のルアーは結構高いものが多いですが、安くてもしっかり釣れるルアーがあります。
ちなみに渓流ルアーにまともに使える、パックロッドやテレスコロッド(折りたたみコンパクト竿)も自腹購入レビューしています。
こちらも愛用中です!
渓流メシも楽しい&美味しいのでおススメ!