折りたたみ自転車で輪行がしたい。
電車などに積んで、折りたたみ自転車で海辺を走る。ちょっと憧れますよね。
こういうことが可能なのが、折りたたみ自転車。
しかし、あることを軽視すると輪行はかなり大変。
それが「折りたたんだ状態で転がせるか」という事です
そこで今回はこんな方向けの記事です。

OKです。
折りたたみミニベロを買いまくって、試しまくった私が紹介していきます。
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Birdy
まずは、Birdyから行きましょう。
このルックス、相当かっこいいです。この見た目に惚れて買う人も多い程のカッコよさ。
折りたたみスタイルにも惚れ惚れしますね。
さて転がし機構についてですが、このBirdyには転がすためのキャリアが複数存在します。
純正品やショップ限定のオリジナルタイプなどです。
このような、キャリア側に小さな車輪を付けて、折りたたんだ状態で転がすわけです。

このように転がせるか否かによって輪行の楽さが段違い。
そのため数万円掛かってでも、オプションとして付ける価値があります。
Iruca(イルカ)
新進気鋭の折りたたみミニベロです。こちらもデザインが際立ちますね。
こちらは折りたたみ形状がかなり独特です。
ホイールがボディの内部に収まるようになっており、かっこいいです。
降り畳むとこのようになるのですが、Irucaはキャリアなどで転がす方法ではありません。
本体のホイールをそのまま使って、転がせるという仕組み。
これは折りたたんだ時に、ホイールが水平になる設計のため。

実際に乗ってみた記事もあるので、読んでみてください。
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BROMPTON(ブロンプトン)
出ましたブロンプトン。
折りたたみ自転車の最終地点ともいわれる名機です。
折りたたみ自転車沼にハマりすぎた人が、人生で最後の折りたたみ自転車にしたいときに買うミニベロです。

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さてこのブロンプトン、言うまでもないかもですがキャリアが標準装備されてるモデルがあります。
これによって、折りたたんだ状態でも普通に転がせます。

とはいえ、ブロンプトンはお値段がちょっと高すぎる。
そういう方向けの記事も用意してますのでどうぞ。
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ちなみに輪行して風景と愛車を撮るなら、360度カメラがあると丸ごと撮れて最高です。
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Tyrerl IVE(タイレルイヴ)
讃岐の国産メーカーが手掛けるミニベロ、タイレルイヴ。
このタイレルイヴはブロンプトンを猛烈に意識した、和製ブロンプトンっぽさがあります。
というのもブロンプトンの折りたたみ機構に似ています。
リアタイヤを、くるっと回してキャリアで転がす方式です。
つまりブロンプトン方式なわけです。そのおかげでブロンプトン並みに普通に転がし輪行可能。

さらにフロントキャリアもブロンプトンのキャリアブロックが装着可能。(写真はタイレル社のキャリアです)
ブロンプトンアイテムを流用できるのは良いですね。他社品も使えるので自由度が高いですし。
さらにさらに、ブロンプトンの悪い所である内装変速は取り入れず外装変速です!

転がせるだけでなく、走りも期待できるのが素晴らしいですね。
タルタルーガ
タルタルーガは一応転がせる、というくくりですね。
まず、デザインを見てほしいのですが超スポーティ。走りに極振りしたミニベロという感じですね。
これが本当に折りたためるのか?という疑念がわくわけですが、一応折りたためます。

では転がしはどうやるのかと言うと、オプションのリアキャリアを使います。
リアキャリアに転がし用のホイールが付いてますね。

安定した転がしではないんですが、2輪で転がせるので最低限転がせるという状況です。
Tern Verge N8
本命の一角Tern Verge N8。なかなかスポーティな見た目をしています。
このミニベロは走りと折りたたみの良い所取りをしているバランス機種です。
実際に私も輪行でかなり活用していますね。
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ただ標準装備だと転がせません。
そのため、転がす用のオプションを使っています。それがコレ。
これが超優秀オプションです。
なんと転がし最高峰の4輪を装備してます。
4輪は2輪のホイールに比べ、転がしのラクさがさらに一段上がります。

ちょっとした改造で坂道もグングン登れるし、剛性も抜群です。
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Tern LINK A7は先ほど紹介した Verge N8だと「ちょっと値段が高い」と感じる方に丁度良いです。
Verge N8よりは走行性能が下がるものの、値段がグッと安くなります。
しかも、おりたたみ機構は先ほど紹介したVerge N8と同じ。
さらに、先ほどの転がすためのオプションであるRapid transit rack(ラピッドトランジットラック)も装着できます。

転がせるミニベロはこの組み合わせが一番安い。

TERN BYB
超コンパクト折りたたみミニベロを目指した、新進気鋭のモデル。
明らかにブロンプトンをライバルとした、折りたたみ寸法。
TERN の本気度を感じますね。
しかも転がしのキャリアが標準装備です。
この2輪をつかって、転がすわけです。
2輪なので転がしの安定性はやや低いですが、デザイン悪目立ちしないように配慮してて好感が持てます。

CARRY ME
これは極小口径車とされる、特殊なミニベロです。
通勤とかで、駅から10分歩くのを楽にしたいとか、1駅分だけを移動したい等の都市部で活躍します。
ちなみに私は田舎の、坂道でヒルクライムしたんですが前輪が浮いてしまう恐怖がヤバかった。
さて、このミニベロはサイズは小さく重量は軽め。

でも転がせるので紹介しておきます。
車体の後ろにホイールを付ける部分があります。ピンクの〇箇所を軸にして転がします。
転がしは快適とは言えませんが、女性などは活用して転がすのがイイかもです。

Strida
デザイナーがが作った、かなりオシャレなミニベロです。
この△フォルムが人を惹きつけてやまないんですが、坂道に非常に弱いです。
ちなみに折りたたみ姿はスタイリッシュ。この姿はミニベロ随一ともいえるレベルです。
さらにこの折りたたみ姿のまま、本体の車輪を利用して転がせます。
この機構に超感動して、すぐ購入したんですが転がしは安定しません。
折りたたみ時にリアとフロントホイールが重なるので、すごく安定しそうなんですが非常にフラフラします。
なので片輪で傾けて転がすという、謎ノウハウが必要です。

見た目は抜群なので、だれか改善策を考えてほしい・・・・
Ori bike(オリバイク)
これは金澤輪業というメーカーが総代理店をやっているミニベロです。
見た目が結構インパクトがありますよね。特にハンドル付近。
この見た目がデザイン上のスパイスで結構かっこいいです。
さて、このミニベロはブロンプトンとBirdy(BD‐1)を足して2で割ったようなミニベロです。
なかなかの走行性能が期待できるうえ、標準装備で転がしキャリアが付いてるモデルがあります。
コレです。
他メーカーのミニベロでも転がしキャリアは販売されてます。
でもあまり在庫を潤沢に生産してないようで、品切れが多い。
その点、標準装備モデルを販売しているので入手しやすいのがポイントです。
さらに、ORIBIKEは値段が安い。
例えば、このリアキャリア標準装備モデルもこの安さなわけです。

定期的に欲しくなるので、チェックしてるんですがじわじわ売れてる様子。

Patto bike(パットバイク)
かなりロードバイクに近い、異色のミニベロ。
18インチのホイールが装着可能。走行性はかなり期待できる。
で、面白いのが転がし方法です。
ブロンプトンスタイルの折りたたみ機構なんです。ブロンプトンみたいにお座りポジションをとる折りたたみ方。
で、このポジションから前輪も折りたたみ、転がすときに向きを変えて転がします。
この2か所のホイールで4輪を実現するわけです。

よく考えられてますね。ドロップハンドルモデルも存在してロードバイク部品も流用OK。
「折りたためて、転がせるロードバイク」というジャンルが不在だったため、注目のモデルですね。
まとめ
折りたたんだ状態で、転がせるミニベロをまとめました。

ちなみに輪行して風景と愛車を撮るなら、360度カメラがあると丸ごと撮れて最高です。
Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA
レビューも書きましたので併せてどうぞ。
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特にこれから暑い季節。
汗だくになって抱えずスマートに転がせるミニベロをおススメします。
もっと安く輪行をしたい方には、裏技的ですがこんな方法もあります。
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