熱い三流なら上等よ・・・!
このセリフは漫画「アカギ」での銘セリフ。
この言葉はシマノが誇るリール、スコーピオンBFSとアルデバランBFSでどっちを買うべきか迷う釣り人たちに光明を与える至言(しげん)です。
さてこの記事はこんな方向けの記事です。
うーん、よくわかります。
なんかこの2つのリールは、結構キャラ被ってるんです。
そこでこの問題を深堀しつつ解決しましょう。
スコーピオンBFSを選ぶのです
ハイ結論です。スコーピオンBFSを買いましょう。
なぜなのか、ここに色々書いてます。
簡単に言うとスコーピオンBFSは値段に対して有能過ぎるのです。
いやぁ有能ですよね。
でもちょっと待って。
軽いルアーも重いルアーも対応できるのはアルデバランも一緒ですよね。
それは「浪漫(ロマン)」という観点です。
はい、少し解説しましょう。
スコーピオンシリーズには歴史と浪漫がある
むかしから釣りをやっている方は、ご存じかもしれません。
スコーピオンはBFSの前からいろんなモデルを発売しています
従来のスコーピオンといえばこのワインレッドのモデルでしょう。
このモデルを知っているかたは、そこそこの年齢。
幼少期このスコーピオンって憧れてませんでしたか?
そう、スコーピオンはあの頃の記憶を思い出す道具でもあるのです。
スコーピオンBFSを使うと先達のスコーピオンシリーズに思いを馳せないわけにはいきません。
そう、言うならばスコーピオンBFSにはスコーピオンシリーズといての系譜があります。
いうならばその系譜の変遷こそがストーリーでありそれが浪漫です。
つまり、先人のモデル銘を受け継ぐスコーピオンBFSには浪漫があるというわけです。
アツい気持ちになりますね。
一方アルデバランBFSはどうでしょうか。
ぽっと出のアルデバラン坊やにロマンがあるか?
アルデバランは確かに優秀。
でも歴史やストーリーがまだ全然ない。
優秀なんだが、おもしろ味がない。
ドラえもんでいうと、できすぎ君というカンジでしょうか。
優秀だが、まだまだ浪漫を語るには坊や過ぎる。
アルデバラン坊や・・・・40年後をたのしみにしているぜ。
アルデバランBFSはそんなリール。
かんたんに言うとめっちゃ惜しい。(個人の感想です)
趣味の道具で大事だと思うこと
こういう趣味の道具で大事なのは2点あります。
①選んで後悔しない性能があるか
②熱くなれるか(ロマン、ストーリー)
この2点かなと思いますね。
この2点を兼ね備えているのが、まさにスコーピオンBFSなわけです。
以前の記事で書いたように、軽量のルアーも投げられるし、遠投性能も高い。
大人になれば、ほとんどの人がお金をそこそこ持っています。
アルデバランBFSもスコーピオンBFSも金額にそう大きな差はありません。なのでどっちでも買えるわけです。
もっというシマノのBFSモデルは 3段階あります。
- カルカッタコンクエストBFS
- アルデバランBFS
- スコーピオンBFS
この中でも、スコーピオンBFSは一番安い廉価モデル。
それ故に購入をためらってる方もいるかも。
それでもなおスコーピオンBFSを選ぶのは十分な理由と価値があるのです。
まとめ
スコーピオンBFSの魅力が伝わったかと思います。
ただのベイトフィネス機のエントリーモデルだと思ったら間違いですよ。
本当に素晴らしいリール。