どうも折りたたみ自転車大好き wktkです。
大好きすぎて、自腹で折りたたみ自転車購入しまくっています。
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さて、以前紹介したBYB P8。
このBYB P8はかなり特殊な折りたたみ自転車なわけです。
そこで今回はこんな方向けの記事。
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2019/05/疑問2.png)
OKです。
たしかにBYB P8の折りたたみ性能は気になるところですよね。
この問題を深彫りしつつ解説していきましょう。
TERN BYB P8はこんな自転車
まずコレがBYB P8です。
パッと見た感じは普通の小口径自転車。
しかしこいつは折りたたむと凄いんです。
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2020/04/8ad99964ee525b251b2dd8752bc7b041.png)
TERN BYB P8の折りたたみは執念でできている
まず一言で言うと「異常」です。
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2019/05/疑問2.png)
そうなんです。
何が異常かというと、折りたたみに対する執念。
TERN BYB P8はコレまでの折りたたみとは、明らかに違います。
というのもコレまでの折りたたみ自転車がコレ。
二つ折りの横向きタイプ
一方、BYB P8はコレ。
三つ折り縦置きタイプ
BYB P8は従来の折り畳み自転車とは、折り畳み構造がまったく異なる。
つまり折りたたみ構造を再設計してきているんです。
コレまでの折りたたみ自転車も問題は出ておらず、完成度は高かった。
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それにも関わらず、BYB P8用に折りたたみ構造を開発して再設計してきたのです。
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2019/05/疑問2.png)
なぜTERNはココまでやったのか。
それはアノ自転車の存在があるからです。
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2019/05/疑問2.png)
さらに解説していきます。
例の三つ折り、コンパクト自転車の存在がデカすぎ
ココまで言うと、ほとんどの方はわかりそうです。
そう。ブロンプトンですね。
こいつの存在がでかすぎるのです。
ブロンプトンは折りたたみがコンパクトで手軽、しかも適度に走れる。
折りたたみ自転車界隈でコイツが強すぎるんですよ。
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だから、TERNとしてもこう考えたワケです。
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2019/06/nigawarai.png)
そしてその執念で生み出されたのがBYBシリーズなわけです。
だからこそ、BYB P8には異常さを感じるのです。
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2020/04/8ad99964ee525b251b2dd8752bc7b041.png)
ではその異常な折りたたみを見ていきましょう。
異常ポイント①:ボディの真ん中付近で三つ折り構造
まずはなんと言っても、折りたたみが三つ折りという点でしょう。
BYB P8は三つ折りになります。
通常の折りたたみ自転車はボディの中心で、二つ折りになります。
一方でBYB P8はボデイの3分の1で折れ、その後も3分の2付近でもう一度折れます。
この謎の構造。。。
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2020/04/8ad99964ee525b251b2dd8752bc7b041.png)
というのも折りたたみ自転車は、普通折りたたみ箇所を少なくしたがります。
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2020/04/8ad99964ee525b251b2dd8752bc7b041.png)
折りたたみの可動部が増えればパーツも増えて重くなるし、強度も下がるからですね。
しかしBYB P8はむしろ、折りたたみ箇所を増やしてきた。
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2019/05/pose_shock_man.png)
ブロンプトンという存在を超えるために、コンパクトさを追求して限界を超えて来たのです。
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2019/05/banzai_boy.png)
コンパクトであっても当然、強度不足であれば発売できません。
その両立をしたわけですから、やっぱり相当コストかかってますよねBYB P8は。
異常ポイント②:縦置き型構造
折りたたみ自転車はほとんどが、このように横置き想定です。
それはなぜか?
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2020/04/8ad99964ee525b251b2dd8752bc7b041.png)
なので横置きを選択するのが普通です。
しかしBYB P8はまさかの縦置き。
ありえねぇぇぇぇ!
そう思いました。
だって、縦置きといえばかなり特殊な自転車ばかりだったわけです。
STRIDAとかが横置きタイプ。
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こういう、特殊な自転車が縦置きを選んで来る。
まさかTERNが縦置きを選択してくるとは思ってませんでした。
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2019/06/nigawarai.png)
なぜ縦置きを選択してきたかというと、コレもブロンプトンに対する執念でしょう。
ブロンプトンを超えて、現代に求められるコンパクトさは何か。
それを突き止めたら縦置きになったのでしょう。
例えば電車輪行だと横幅は余裕がなく、縦方向への空間に余裕がありますからね。
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2020/04/8ad99964ee525b251b2dd8752bc7b041.png)
※そういえばラピッドトランジットラックも縦型でしたね
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異常ポイント③:転がしホイール標準装備
BYB P8には転がしホイールが付いている。
ほとんどの折りたたみ自転車には装備されてない、転がしホイール。
これがBYB P8には標準装備。
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2019/05/banzai_boy.png)
というのも、転がし輪行は超快適です。
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重たいものも転がせるだけで、持ち運びが遥かにラクになります。
むしろ、転がせない折りたたみ自転車はだんだんと輪行しなくなります。
ココらへんをTERN社はわかっているのでしょう。
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2019/05/banzai_boy.png)
まじで、痒いところに手が届きまくっているのです。
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2020/04/8ad99964ee525b251b2dd8752bc7b041.png)
うーん、やはりBYB P8にかける情熱が異常すぎますね。
よくコレを発売&大量生産したなぁ、と感心しますわ。
まとめ
BYB P8の異常性やヤバさが伝わりましたでしょうか。
![](https://wktkcompass.site/wp-content/uploads/2019/05/banzai_boy.png)
恐るべしBYB P8。恐るべしTERN社。
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